新着情報

気泡の力で脂肪を除去するキャビテーション

 

女性は常に美しさを求めるものですが、その美しさの一つが滑らかな肌です。

そのため、下腹やお尻、太ももなどに脂肪やセルライト(老廃物と脂肪の塊)がこびり付き、

凸凹した肌になるのは避けたいものです。

そこで、堆積した脂肪やセルライトを除去するため、エステに通う女性が少なくありません。

 

 

エステで使用されるキャビテーションとは

エステには脂肪やセルライトを除去するための美容マシンが設置されており、

それが「キャビテーション」です。

キャビテーションの「キャビティ(cavity)」という言葉には「空洞」という意味があり、

キャビテーションとは体の中に空洞(気泡)を作るマシンのことです。

気泡とともに脂肪やセルライトを除去します。

実は、ほとんどの人が街中でキャビテーションの装置を見かけているはずです。

それは、メガネ屋さんの店頭に置かれているレンズの洗浄器です。

洗浄器にメガネを入れてスイッチを入れると、超音波が発生します。

超音波によって水が振動し、細かい気泡ができます。

その気泡によってレンズの汚れがきれいに取れます。

エステで行われるキャビテーションも同様のメカニズムですが、

気泡自体に効果があるわけではなく、「気泡が破裂する時の力」が利用されます。

体の中にできた気泡が破裂する時に、気泡の周りにある細胞に強い圧力がかかります。

その圧力でもって凝固していた脂肪やセルライトが破壊されて乳化します。

乳化した脂肪は血液とともに流出します。

 

 

キャビテーションの施術

キャビテーションマシンを脂肪やセルライトの堆積している部位に当て、

マシンから超音波を流して体の中に気泡を作ります。

この超音波は1秒間に約3万回も振動しますが、人間の耳には聞こえません。

そして、気泡が破裂すると同時に脂肪やセルライトが液状化します。

 

 

キャビテーションの効果

キャビテーションは脂肪細胞そのものを除去するため、

時間の経過とともに元に戻るという心配がありません。

また、キャビテーションによって、凸凹していた肌がすべすべになるという効果を得られます。

ただし、あくまでも部分的な施術であるため、体全体の痩身を目的とするものではありません。

 

 

まとめ

キャビテーションのメカニズムは、超音波によって体の中に気泡を作り、

その気泡の破裂する時の力で脂肪やセルライトを破壊し、外へ流し出します。

キャビテーションは体に傷を入れて脂肪を取るわけではないため、危険性が全くありません。

そのことから、キャビテーションは「切らない脂肪吸引法」とも呼ばれています。

pagetop